marginalia

読んだ本の話や一緒に暮らす猫のこと、それと趣味ではじめた翻訳の話など。

2015-03-18から1日間の記事一覧

『グラックの卵』ハーヴェイ・ジェイコブズ他

奇想・ユーモアSFの傑作アンソロジーである。こういう選集は、編者のセンスが物を言う。選ぶ人と感覚が合わないと、何だこれは、ということにもなりかねない。編訳は浅倉久志。個人的にはユーモア小説というのは、特に好きなほうではない。面白い小説は好…