marginalia

読んだ本の話や一緒に暮らす猫のこと、それと趣味ではじめた翻訳の話など。

Reborn

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ずっと使っていなかったデジタル一眼。バッテリー切れで、充電がきかなくなっていた。新しいバッテリーを買って、カメラは動いたのだが、撮った写真をパソコンに取り込もうとしたら、今度はカード・リーダーがいうことを聞かない。

ドライバを更新してもだめなので、カメラから直接ケーブルで取り込もうと試みたが、やはりだめだった。そういえば、コンピュータが壊れたので、新しく替えたのを忘れていた。OSが新しくなっていたのだ。

そこで、昨晩、windows10に対応しているカード・リーダーをネットで注文した。それが今日届いた。さっそく試すと、何のことはない、すぐにパソコンに取り込むことができた。それが、この写真。

南からの日が差し込む明るい部屋なので、オートを切ってシャッタースピード優先で撮ってみた。手ブレもなしにちゃんとピントが合っている。自分でピント合わせをしたのはもう何年ぶりだろうか。大げさなようだが、カメラはもちろん、こちらの方も生まれ変わったような気がする。

もっとも被写体であるニコは、いつものように眠ってばかりいる。起きているときはカメラを向けると、すぐにそっぽを向いてしまうので、なかなか目をあいているところがとれない。シャイな子なのだ。

そのニコだが、この間ネットで「ちゅーる」のことが話題に上っていた。塩分濃度が濃くて、腎臓に悪いというような話だった。結石が出始めたのも、三度三度食べていたおやつのせいだったのかもしれない。

喜ぶから、というのでカリカリを食べ終わると与えていたが、そういえば、近頃は以前ほど飛びつかなくなっていた。何かを感じていたのかもしれない。真偽のほどはわからないが、しばらくおやつを止めてみた。

初めは、いつももらえる「ちゅーる」のないのが、変な気がしたようだが、すぐになれて、今ではすぐに療法食を食べてくれている。もうすぐひと月経つ。また尿を検査して、経過が良好ならもうクリニックに行かなくて済む。とはいっても療法食は続くらしい。やめると、また結石が出るというのだ。

気持よく食べてくれているので、それはいいのだが、いつまでも療法食というのはどうなのだろう。ふつうのカリカリが食べられる日が待ち遠しい。